SURGICAL MANAGEMENT CENTERSURGICAL MANAGEMENT CENTER

小川 達也

H29卒 心臓血管外科 
国立病院機構 岩国医療センター

岡山大学外科MC所属、平成29年卒の小川達也と申します。

私が外科MCに入会したのは医師2年目の頃でした。当時、新専門医制度が開始されたことによって3年目以降の外科研修プログラムについても変更がなされ、進路について悩んでいる人も少なくはなかったかと思います。私も同様に3年目以降の研修について考えていました。私は岡山大学出身ではありませんので、外科MC入会に対しては少しハードルを感じていましたが、実際に説明会に参加し、外科MCへ入会することにしました。

お勧めできる点としては関連施設の豊富さ、サポート体制であると考えています。
修練施設については自分の希望に沿って複数の選択肢を提示いただき、その中で相談し希望に沿った施設での修練を積むことが出来ています。私は開心術が多く経験できる施設を希望しました。近年は心臓血管外科領域においても低侵襲化治療の普及に伴い、より一層外科医に対して要求されているスキルや知識が増えてきています。修練施設で多くの開心術や多様な術式を経験できたこと、また一般外科修練中に腹腔鏡下手術、胸腔鏡下手術、ロボット手術の経験ができたことは、今後の大きなアドバンテージになると考えています。
そして心臓血管外科医師としてより研鑽を積むため、山本剛先生(現心臓血管外科医長)に師事し現施設に就任致しました。幅広い領域で数多くの症例の診療に当たり、試行錯誤しながらではありますが、自らの技量を高めることができています。

MC入会を検討されている学生の皆様、先生方は、一度説明会に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
他大学出身の入会者も増えており、会の規模としても年々拡大しています。
入会に関して無理な勧誘などはありません。また従来通りの入局システムとは違うことを感じられると思います。まずは上級医の先生や先輩方のお話しを聞いてみることをおすすめします。

  • 国際学会2024年9月 ICUでの心臓血管外科集合写真
    右より
    • ・大谷悟先生
      (心臓血管外科特別顧問、現そだクリニック副院長)
    • ・山本剛先生
      (心臓血管外科医長)
    • ・私
    • ・前田聖和先生
      (医師3年目心臓血管外科レジデント)
    • ・岡本裕成先生
      (9月ローテート1年目初期研修医)
  • 国際学会2024年9月 手術室での手術風景
    右より
    • ・私
    • ・指導的助手:山本剛先生
    • ・助手:前田聖和先生