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桑原 ちひろ

H28卒 乳腺外科 
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科

桑原ちひろ

私が外科MCの存在を知ったのは、5年生の頃でした。

もともと外科に興味があり、臨床実習が始まって実際に外科の先生方の手術、診療、考え方に触れ、私も外科をやってみたいという思いは強くなりました。一方で、ハードで有名な外科で本当にやっていけるのか、漠然とした不安もありました。そんな頃、外科MC説明会に誘っていただき、外科研修していく上で手厚いサポート体制があることを知りました。何より、外科は楽しいんだと胸を張って生き生きと輝いている先輩方の様子が印象的で、大学卒業と同時に外科MCに入りました。
初期研修医になり、外科医の一員として働く楽しさは変わらず、大変なのはどの科も一緒だとわかり、それならば憧れのある外科をやろうと決心しました。外科の中では生涯続けやすい分野にしたいと考え、乳腺内分泌外科を選びました。

岡山労災病院で4年間研修した後、岡山大学病院・倉敷成人病センターで半年ずつ研修し、症例数の多い福山市民病院で3年間経験を積ませていただきました。外科MCのご協力のおかげで、希望にあわせて研修先を選択でき、自分に合った充実した研修をすることができました。
福山市民病院在籍中には妊娠出産し、妊娠中に大学院に入学し、現在は岡山大学で研究を開始しているところです。こちらも外科MCの先輩方に相談して決め、ライフワークバランスがとれた形で仕事へ復帰することができました

専門医研修がプログラム制となった今、全国どこでも同様な組織に属して研修をするシステムになりましたが、それ以前から発足していた岡山大学外科MCには多くの先輩方が在籍し、縦横のつながりが強く、サポート体制が充実していると感じます。
科や施設の垣根を越えて皆で外科を盛り上げていこうという雰囲気があり、モチベーションも上がります。外科に少しでも興味がある方、外科MC説明会に参加してみてはいかがでしょうか。皆さんと働ける日が来ることを楽しみにしております。