久保　友次郎

H26卒　呼吸器外科　
岡山大学病院　呼吸器外科

外科MCと私

外科MC・・・それは大学6年生の入会当初、全く得体の知れないものでした。しかし、いざ外科医のタマゴとしての人生を歩み始めると、その存在はとても心強いものとなりました。

私は山口県の岩国医療センターで初期2年間を過ごし、そのまま胸部外科レジデントとして2年間残りました。岩国は関連施設の中でも有数の呼吸器外科手術件数の多い病院でしたが、その後、まさに外科MCの御協力のおかげで、さらに手術件数の多い広島市民病院へ移ることができました。広島で2年半を過ごし、卒後7年目の秋に大学へ戻ってきた際には、お陰様で術者３３７件・助手６８５件の計１０００件！を超える呼吸器外科手術の経験を積ませていただいていました。またその間に２４回の学会発表、そして３編の誌上発表（英文１・和文２）も経験することができました。

現在は大学病院で学位取得に向けて研究を進めているところです。尚、昨年には、大変有難いことに受験条件上最短年数で呼吸器外科専門医を取得することができました。

また、今は日本呼吸器外科学会若手教育部会の中国四国支部代表としての活動もしています。今年８月には学生・初期研修医向けのハンズオンセミナーを主催する予定で、鋭意準備を進めています。実は、全国のコアメンバーに外科MCの存在をご紹介し、絶賛されたのが元々のきっかけで、本セミナーを全国の支部に先駆けて当支部で初めて開催する運びとなった経緯があります。

月日が経つにつれ、外科MCの恩恵をひしひしと感じています。

後輩の皆さん、一緒に外科MCで大切な繋がりを育み、外科医の未来を創り上げていきましょう！

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